卒業式のコサージュの選び方をお探しですね。
子どものハレの日である卒業式や入学式。
主役は子どもたちとはいえ、保護者としても式典にふさわしいきちんとした服装で出席したいものですよね。
でも、ダークカラーが多くなりがちなセレモニースーツに、どんなコサージュを合わせればいいのか、マナー違反にならない色選びや正しい付け方について悩む方は少なくありません。
この記事では、卒業式のスーツを上品に彩るおしゃれなコサージュの選び方から、美しく見せるための付け方マナーまで詳しく解説します。
大切な記念日を自信を持って、そして自分らしい装いで迎えるための参考にしてくださいね。
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1.卒業式・入学式のスーツに合うコサージュの色の選び方
卒業式や入学式は昼間に行われる準礼装(セミフォーマル)の場なので、マナーを守りつつ上品な華やかさを添える色選びが大切です。
特に卒業式では、ネイビーやブラック、ダークグレーといった落ち着いた色のスーツを着る保護者が多いですよね。
こうしたダークカラーのスーツには、淡いベージュやオフホワイト、シルバー、淡いブルーなどのコサージュを合わせると、コントラストが美しく映えて、顔まわりをパッと明るく見せてくれます。
厳かな雰囲気の卒業式にふさわしい、シックで洗練された印象になりますよ。
一方、入学式は春の訪れや新しい門出を祝う場なので、もっと明るく春らしい色が好まれます。
淡いピンクやレモンイエロー、サーモンピンクなど、パステルカラーのコサージュを取り入れると、一気にお祝いのムードが高まります。
もし卒業式と入学式で同じスーツを着回すなら、スーツはそのままでコサージュの色や種類を変えるだけでも、全体の雰囲気をその場に合わせてガラッと変えることができますよ。
注意したいのは、どちらの式典でも避けた方がいい色があるということ。
原色のようなビビッドカラーや、ラメが強すぎる派手な色合いは、主役である子どもたちよりも目立ってしまう可能性があるので式典には不向きです。
また、全身が暗く見えてしまうような、喪服を連想させる黒や濃いグレーのコサージュも避けるのが無難。
あくまで主役は子どもであることを忘れずに、お祝いの気持ちをそっと添えるような、優しく品のある色合いを選ぶのがマナーです。
2.フォーマルな場にふさわしいコサージュの素材と種類
コサージュを選ぶときは、色だけでなく素材や種類にも気を配る必要があります。
セミフォーマルな場にふさわしいのは、上質でエレガントな印象を与える素材。
代表的なものとして、シルクやオーガンジー、サテン、シフォンなどの布で作られたコサージュが挙げられます。
これらは上品な光沢や透け感があって、セレモニースーツのしっかりとした生地ともよく馴染むんです。
特に、幾重にも花びらが重なったダリアやバラのモチーフは適度なボリューム感があって、胸元を華やかに演出してくれます。
また、生花のような美しさを長く楽しめるアーティフィシャルフラワー(高品質な造花)やプリザーブドフラワーのコサージュもとても人気があります。
アーティフィシャルフラワーは丈夫で型崩れしにくいので、小さなお子さんを抱っこする予定がある方でも安心して身につけられます。
プリザーブドフラワーは本物の花を特殊加工しているので、とても繊細で自然な風合いが魅力ですが、取り扱いには少し注意が必要です。
**フォーマルにふさわしいコサージュの素材例**
1. シルクやオーガンジーなどの上品な布花
2. 丈夫で種類が豊富なアーティフィシャルフラワー
3. 本物の花の美しさをそのまま楽しめるプリザーブドフラワー
逆に、卒業式や入学式などの式典にふさわしくないとされている素材もあります。
フェルトやリネン(麻)、コットン(綿)などの素材は、カジュアルな印象が強いのでフォーマルなスーツには合いません。
また、夜のパーティーを連想させるようなスパンコールが多用されたものも、昼間の式典では控えるのが基本。
上品さと高級感を意識して素材を選ぶことで、大人の女性らしい洗練されたコーディネートが完成します。
3.ダサく見えない!コサージュの正しい付け方と位置のマナー
お気に入りのコサージュを見つけても、付ける位置や向きが間違っていると、だらしない印象や少し古めかしい印象を与えてしまうことがあります。
コサージュを付ける正しい位置は、自分から見て左側の胸元、具体的には鎖骨の少しくぼんだあたりがベストバランスとされています。
視線は右側(相手から見て左側)に集まりやすいという心理的な理由に加えて、高めの位置に付けることで視線が上に誘導されて、スタイルをすっきりと良く見せる効果があるんです。
胸のふくらみ部分や下の方に付けてしまうと、重心が下がって老けた印象になりがちなので注意しましょう。
また、コサージュの茎の向きについても迷う方が多いポイントです。
ひと昔前は「茎が上、花が下」が正式なマナーとされていましたが、今では厳密なルールはありません。
デザインによって花が一番きれいに見える角度を見つけることが大切です。
茎が短いデザインの場合は、茎を斜め上にして体の外側に向かって流すように付けると、自然で美しい立体感が生まれます。
鏡を見ながら、顔まわりが最も華やぐ角度を微調整してみてください。
さらに、コサージュがきれいに見えない原因の一つに「前かがみになってグラグラしてしまう」ことがあります。
洋服に穴を開けたくないという思いから、ピンで布を少ししかすくわないと、コサージュの重みに耐えられず下を向いてしまうんです。
**コサージュを美しく安定させるためのコツ**
1. ピンの幅いっぱいに生地をしっかりとすくう
2. スーツの襟など生地が重なっている丈夫な部分に付ける
3. 生地が薄い場合は、裏側にフェルトなどの当て布をしてからピンを刺す
これらの工夫を取り入れるだけで、式典中にコサージュが傾くストレスから解放されて、写真撮影の際も美しい状態をキープすることができますよ。
4.コサージュが苦手な方へ。代わりになるおしゃれなアクセサリー
卒業式や入学式において、コサージュは「お祝いの気持ちを表す」という意味を持つ素敵なアイテムですが、絶対に付けなければならないという決まりはありません。
「どうしてもコサージュのボリューム感が苦手」「小さなお子さんがいて引っ張られるのが心配」という方は、代わりになるアクセサリーで装いに華を添えるのも立派なマナーです。
コサージュの代わりとして最も人気があるのが、上品な輝きを放つブローチ。
**コサージュ代わりにおすすめのアクセサリーデザイン**
1. どんなスーツにも馴染むパールのサークルブローチ
2. 春の訪れを感じさせる桜やボタニカルモチーフのシルバーブローチ
3. アンティーク調で控えめな輝きを持つ小ぶりなビジューブローチ
ブローチはコサージュに比べて小ぶりですが、光を集めて顔まわりをパッと明るくしてくれます。
また、式典が終わった後も、普段使いのジャケットやストール、バッグなどに付けて楽しめる実用性の高さも魅力です。
パールのネックレスやイヤリングとブローチのデザインをリンクさせると、全体に統一感が生まれて、ワンランク上の洗練されたフォーマルスタイルが完成します。
さらに、首元を華やかにするロングネックレスや、デザイン性のあるパールの2連・3連ネックレスを主役にするコーディネートもおすすめ。
お祝いの席では「喜びが重なる」という意味を持たせて、パールのネックレスを重ね付けするのも縁起が良いとされています。
最近ではバロックパールや淡水パールなど、少しカジュアルダウンしたおしゃれなパールを選ぶ方も増えていますよ。
マナーの基本である「派手すぎない清潔感」を押さえていれば、自分の好みやライフスタイルに合ったアクセサリーを選んで大丈夫。
大切なのは、子どもの門出を祝う晴れやかな気持ちを、自分らしい装いで表現することです。
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